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要件ガイド

Google Play クローズド テストの要件まとめ: テスター 12 人 · 14 日間

個人デベロッパー アカウントで Play ストアにアプリを公開するには、12 人以上のテスターが 14 日間連続でオプトインしたクローズド テストを実施する必要があります。対象となるアカウント、Play Console でトラックを作成してテスターを追加する手順、14 日間の数え方、製品版へのアクセスの申請と却下の理由、テスターの集め方までまとめました。

最終確認日 2026/10/13。

1. 対象となるのは誰か

2023 年 11 月 13 日以降に作成された、個人の Google Play Console アカウントです。このアカウントでアプリを初めて Play ストアで公開するには、製品版トラックを使えるようになる前に、まずクローズド テストを実施する必要があります。

組織(法人)アカウントや、それより前に作成された個人アカウントは、この要件の対象ではありません。自分のアカウントが 対象かどうかは、Play Console のダッシュボードにクローズド テスト要件の進捗状況が表示されているかで確認できます。詳しい 区分は クローズド テストが不要なケースにあります。

2. 要件: テスター 12 人、14 日間連続

  • クローズド テスト トラックに 12 人以上のテスターがオプトインしている必要が あります。
  • そのテスターたちが 14 日間ずっとオプトインした状態でなければなりません。 途中でテストへの参加をやめたテスターは、もう一度最初から 14 日間を満たす必要があります。
  • 要件を満たすと、Play Console のダッシュボードから製品版へのアクセスを申請できます。
Google は、デベロッパーがテスターに “14 日間オプトインした状態を維持する必要がある”ことを事前に伝えるよう 案内しています。友人に頼んだ場合は、この期間中にテストへの参加をやめたりアプリを削除したりしないよう、必ず伝えておいて ください。

テスター数は当初 20 人でしたが、12 人に引き下げられました(12 人か、20 人か)。また、要件としてカウントされるのはクローズド テストだけなので、内部テストやオープン テストの参加者は含まれません(内部 · クローズド · オープン テストの違い)。

3. Play Console での設定手順

クローズド テストは、Play Console でトラックにテスターを追加してリリースを作成し、審査が終わったらオプトイン リンクを 送る、という順序で始めます。メニューとボタンの名前は日本語版の Play Console に合わせています(画像は英語版の画面です)。

  1. 1) アプリの設定を完了する

    Google のドキュメントには、クローズド テストを使うにはアプリの設定を完了する必要があると記載されています。アプリの ダッシュボードにあるアプリの設定の項目(プライバシー ポリシー · コンテンツのレーティング · ターゲット ユーザー · データ セーフティなど)とストアの掲載情報を先に入力します。

  2. 2) クローズド テスト トラックを開く

    左側のメニューで テストとリリース → テスト → クローズド テスト に移動します。最初からある ‘クローズド テスト - Alpha’ トラックをそのまま使っても、右上の トラックを作成 で新しく作っても かまいません。使うトラックの トラックを管理 をクリックします。

    Play Console のクローズド テスト画面にある [トラックを管理] ボタン
  3. 3) 国 / 地域を選ぶ

    国 / 地域 タブで、テスターがいる国(日本など)が含まれているかを確認します。含まれていなければ 国 / 地域を編集 で追加します。ここにない国のテスターは、アプリをインストールできません。

    Play Console のクローズド テスト トラックの [国 / 地域] タブ
  4. 4) テスターを追加する

    テスター タブで メーリング リストを作成 をクリックし、リスト名とテスターの Google アカウントのメール アドレスを入力して 変更を保存 をクリックします。作成したリストにチェックが入っていることを確認してから、ページ 下部の 保存 をクリックします。メールアドレスは、テスターが Play ストアにログインして使っているアカウントで なければなりません。メーリング リストの代わりに Google グループを使うこともできます。

    Play Console のクローズド テスト トラックの [テスター] タブと [メーリング リストを作成]
  5. 5) リリースを作成する

    リリース タブで新しいリリースを作成して App Bundle(.aab)をアップロードし、リリース名とリリースノートを 入力して保存します。テスト中に新しいバージョンを追加でアップロードする方法は クローズド テスト中のアップデートにあります。

  6. 6) 審査に送信して待つ

    左側のメニューの 公開の概要 から、変更内容を審査に送信します。この手順を忘れると、保存されるだけで反映され ません。テスターリストの変更も審査の対象です。審査中の変更 から消えれば反映されています。初めて公開するアプリ では数日かかることもあります。時間がかかるときに確認することは クローズド テストが審査中のまま進まないときにあります。

    Play Console の [公開の概要] にある審査中の変更
  7. 7) オプトイン リンクを送る

    テスター タブの下部にオプトイン リンク(Android で参加 · ウェブで参加)が表示されます。Google のドキュメントに よると、このリンクはアプリのステータスが ‘公開済み’ のときにだけ表示されます。リンクをテスターに送ると、 テスターがテストへの参加を承諾し、Play ストアからアプリをインストールします。そのテスターの 14 日間は、このときから カウントされます。

画像はクリックすると拡大できます。画面の構成は Google によって変更されることがあるため、違って見える場合は Play Console ヘルプ: オープン テスト、クローズド テスト、内部テストを設定するもあわせてご覧ください。

4. 14 日間の数え方

14 日間は、トラックを作成した日ではなく 各テスターがオプトインした日から数えます。 そのため、テスターが何日かに分けて参加した場合は、12 人目に参加したテスターが 14 日間を 満たす日が、要件を満たす日になります。1 日は日付ではなく 24 時間単位で進むので、12 人がそろった時刻から まる 14 日間が経過する必要があります。

  • 先にテスターを 12 人以上確保してから一斉に参加してもらうと、期間が最も短くなります。
  • 1〜2 人抜けても 12 人を維持できるよう、余裕のある人数にしておくほうが安全です。抜けた人を新しく補充すると、その人の 14 日間が新たに始まります。
  • オプトインしたかどうかは、テスターがオプトイン リンクから承諾したかでカウントされます。ただし申請の審査では実際にアプリを使ったかどうかも見られるため、インストールして使ってもらうのがおすすめです。

カウントが始まるタイミングや途切れるケース、Play Console に数字が遅れて表示される理由は 14 日間はいつから数えるのかに別途まとめました。

5. 製品版へのアクセスの申請

要件を満たしたら、ダッシュボードの製品版へのアクセス申請からアンケートに回答します。アンケートは 3 つのパートに分かれています。

  1. クローズド テストについて: テスターを集めるのはどうだったか、テスターが機能を 使ったか、想定どおりに使ったか、受け取ったフィードバックの要約
  2. アプリについて: 対象ユーザー、アプリが提供する価値、初年度の予想インストール数
  3. 製品版の準備状況: クローズド テスト後に変更した点、公開の準備ができたと判断した 根拠

審査は通常 7 日以内に終わりますが、それ以上かかることもあります。アンケートには事実どおりに回答する必要があります。 実際になかったフィードバックや利用体験をでっち上げると、アカウントに不利になるおそれがあります。各設問に何を書けば よいかは 製品版へのアクセス申請アンケートの設問別回答例をご覧ください。申請の手順と結果が出るまでの期間は 製品版へのアクセスの申請方法と期間にあります。

6. 却下されるケース

Google が “追加のテストが必要”として申請を差し戻す代表的な理由は 2 つです。

  • オプトインしたテスターが 12 人より少ない場合
  • テスト期間中、テスターがアプリを十分に使わなかった場合

この場合は、クローズド テストを続けてからもう一度申請します。テスト期間中に新しいバージョンを何回かアップロードして おくと、アンケートの “テスト後に変更した点”に答える根拠になります。理由ごとの対処法は 製品版へのアクセスが却下される 7 つの理由に、“テスターがアプリにエンゲージしていなかった”として却下された場合は テスターのエンゲージメント不足による却下にあります。

7. テスターを集める方法

  • 友人 · 家族: 費用はかかりませんが、Android スマートフォンを使っている人を 12 人 集め、14 日間オプトインを維持してもらうのは思ったより大変です。
  • 開発者コミュニティでの相互テスト: お互いのアプリをテストし合う方法です。人数は 集めやすいものの、途中で抜ける人が出ると 14 日間がまた延びます。
  • テスト代行サービス: 費用を払ってテスターを任せます。実機で参加するか、毎日 アプリを実行するか、記録を残すかを確認して選びましょう。

DUIRE は 3 つ目の方法です。実際の Android デバイスがクローズド テストに参加し、14 日間毎日決まった時刻に アプリを起動して、新しいバージョンも取得してインストールします。お支払いの前に、デバイスが Play ストアからアプリを インストールできるかどうかを確認します。

方法ごとの費用と途中離脱のリスクは テスター 12 人を集める方法の比較に、相互テストをするときの注意点は クローズド テストの相互テストにあります。

8. 開始前のチェックリスト

  • Play Console でクローズド テスト トラックを作成し、App Bundle をアップロードして審査を通過したか
  • テスターリスト(メールアドレス)をトラックに登録したか
  • トラックの国 / 地域に、テスターがいる国(日本など)が含まれているか
  • テスター 12 人以上がオプトイン リンクから承諾したか、14 日間維持するよう伝えたか
  • テスト期間中に公開するアップデートの計画があるか

原文は Google Play Console ヘルプ: 新しい個人デベロッパー アカウントのアプリのテスト要件で確認できます。ポリシーは変更されることがあるため、申請前にもう一度確認してください。

よくある質問

クローズド テストのオプトイン リンクが表示されません。
Google のドキュメントによると、オプトイン リンクはアプリのステータスが「公開済み」のときにだけ表示され、「下書き」や「公開待ち」では表示されません。クローズド テスト トラックにアップロードしたバージョンの審査が終わっているかを、まず [公開の概要] で確認してください。
内部テストに 12 人を追加しても要件を満たせますか?
いいえ。要件としてカウントされるのはクローズド テストだけです。内部テストは任意で、内部テストに 12 人を追加して 14 日間を過ごしても、製品版へのアクセスは申請できません。
テスターが 20 人必要だという記事も見かけましたが?
20 人は、要件が導入された当初の人数です。現在の Play Console とヘルプのドキュメントでは 12 人と案内されています。2024 年 12 月より前に書かれた記事では 20 人と記載されています。
テスターはアプリをインストールしておくだけでよいですか?
製品版へのアクセスを申請できるかどうかは、オプトインしたテスター 12 人が 14 日間連続で維持されたかで決まります。ただし申請の審査では、テスターが実際にアプリを使ったかどうかも見られ、エンゲージメントが不十分だとテストを続けるよう差し戻されます。インストールして実際に使ってもらうほうが安全です。
14 日間を満たしたら、すぐにテスターを整理してもよいですか?
申請する時点で、テスター 12 人以上が直近 14 日間連続でオプトインしている必要があるため、申請前に整理してはいけません。申請後も追加のテストを求められたら続けて実施する必要があるので、審査結果が出るまで維持しておくほうが安全です。
有料アプリでもクローズド テストの方法は同じですか?
手順は同じです。ただし Google のドキュメントによると、クローズド テストに参加するテスターは、有料アプリを購入しないとインストールできません。無料でインストールできるのは内部テストの参加者だけです。

テスターを集めずに要件を満たすなら

DUIRE は実際の Android デバイスでクローズド テストに参加し、14 日間毎日アプリを起動します。アプリの登録とインストール可否の確認は、お支払いなしで行えます。